今日はチューニングです。
チューニングはレギュラーチューニングが基本ですが、曲によっては変則チューニングやオープンチューニングになることもあります。
変則チューニング、よく使うという人もいるかと思います。
最近ピエール・ベンスーザンを弾くのでDADGAD(ダドガド)が基本です。
時々Ritual Danceを弾くためにDADGCCにしてます。
今回は変則チューニングの仕方を説明しようと思います。
隣り合わせの弦でチューニング出来るように作りました。
※あくまで一例です。やり方は色々あります。
説明するチューニングは10種類にします。
Open D / Open G / Drop D / Drop G / Double Drop D / DADGAD / DADGAC / CGDGBD / DADGCC / CGDGBC
以上の10種類です。後半は個人的によく使うチューニングですのであまり参考に鳴らないかもしれませんね。
変則チューニングのやり方が分からないという方は参考にしてみてください。
あとはメモ程度に。
※もし間違っていたらお知らせください。入力ミスあるかもしれません。
注意事項
基本的には押さえるフレットと開放弦の組み合わせでチューニングします。
チューニングはレギュラーチューニングからのチューニングとなります。
チューニングによって画像に番号が付いているものは番号順にチューニングしていってください。
番号が付いていないものは後でも先でもかまいません。
必ずしも、開放弦をチューニングするわけではありません。押さえた弦のほうをチューニングする場合もあります。説明をよく読んでチューニングする弦を間違えないようにしてください。
Open D(DADF#AD)

ボトルネック奏法で使われるのがオープンチューニングです。チューニングが取っ付きにくくしていると思いますが慣れれば簡単です。
チューニング方法
「6弦をチューニング」:6弦7フレットを押さえ、6弦7フレットの音が5弦開放弦と同じ音になるように合わせる
以下順番通りに行ないます。
1.「3弦をチューニング」:4弦4フレットを押さえ、3弦開放弦が4弦4フレットと同じ音になるように合わせる
2.「2弦をチューニング」:3弦3フレットを押さえ、2弦開放弦が3弦3フレットと同じ音になるように合わせる
3.「1弦をチューニング」:2弦5フレットを押さえ、1弦開放弦が2弦5フレットと同じ音になるように合わせる
Open G(DGDGBD)

Open Gの方が汎用性が高いと思います(多分)。こっちの方が簡単だと思います。
チューニング方法
「1弦をチューニング」:2弦3フレットを押さえ、1弦開放弦が2弦3フレットと同じ音になるように合わせる
以下順番通りに行ないます。
1.「6弦をチューニング」:6弦7フレットを押さえ、6弦7フレットの音が5弦開放弦と同じ音になるように合わせる
2.「5弦をチューニング」:5弦7フレットを押さえ、5弦7フレットの音が4弦開放弦と同じ音になるように合わせる
Drop D(DADGBE)

6弦を「E→D」へ音を下げる(Drop)チューニングです。このチューニングは簡単な上、ベース音を下げられるので使い勝手もいいです。
チューニング方法
「6弦をチューニング」:6弦7フレットを押さえ、6弦7フレットの音が5弦開放弦と同じ音になるように合わせる
Double Drop D(DADGBD)

6弦と1弦の両方をDに下げるので「Double Drop D」。このチューニングは結構好きです。
音もいいですね。
チューニング方法
「6弦をチューニング」:6弦7フレットを押さえ、6弦7フレットの音が5弦開放弦と同じ音になるように合わせる
「1弦をチューニング」:2弦3フレットを押さえ、1弦開放弦が2弦3フレットと同じ音になるように合わせる
Drop G(DGDGBE)

6弦と5弦を1つずつ下げるチューニングです。「ロニー・ジョンソン」なんかが使ってたかな。
これも個人的にはベース音が下がるので使い勝手のいいチューニングです。
チューニング方法
以下順番通りに行ないます。
1.「6弦をチューニング」:6弦7フレットを押さえ、6弦7フレットの音が5弦開放弦と同じ音になるように合わせる
2.「5弦をチューニング」:5弦7フレットを押さえ、5弦7フレットの音が4弦開放弦と同じ音になるように合わせる
DADGAD

今の私の基本はこのチューニング。ケルティックでよく使いますね。ピエール・ベンスーザンやAl Pettewayなどが多用して使っていますね。
Michael Hedgesの「Ragamuffin」もこのチューニングです。
チューニング方法
「6弦をチューニング」:6弦7フレットを押さえ、6弦7フレットの音が5弦開放弦と同じ音になるように合わせる
以下順番通りに行ないます。
1.「2弦をチューニング」:3弦2フレットを押さえ、2弦開放弦が3弦2フレットと同じ音になるように合わせる
2.「1弦をチューニング」:2弦5フレットを押さえ、1弦開放弦が2弦5フレットと同じ音になるように合わせる
DADGAC

これはあまり使用しないかもしれませんね。Michael HedgesのJitterboogieで使用するチューニング。本当はさらに半音下げて使うんですが半音下げるのは面倒でDADGACで使います。押尾コータローさんの曲でも少し出てくるチューニングです。
チューニング方法
「6弦をチューニング」:6弦7フレットを押さえ、6弦7フレットの音が5弦開放弦と同じ音になるように合わせる
以下順番通りに行ないます。
1.「2弦をチューニング」:3弦2フレットを押さえ、2弦開放弦が3弦2フレットと同じ音になるように合わせる
2.「1弦をチューニング」:2弦3フレットを押さえ、1弦開放弦が2弦3フレットと同じ音になるように合わせる
CGDGBD

これはMichael Hedgesの「Eleven Small Roaches」で使われるチューニング。この曲はMichael Hedgesの曲でも簡単なのでレフトハンドストロークを勉強するために練習するといいかも。
押尾コータローさんでもよく見かけるチューニングですね。
チューニング方法
「1弦をチューニング」:2弦3フレットを押さえ、1弦開放弦が2弦3フレットと同じ音になるように合わせる
以下順番通りに行ないます。
1.「5弦をチューニング」:5弦7フレットを押さえ、5弦7フレットの音が4弦開放弦と同じ音になるように合わせる
2.「6弦をチューニング」:6弦7フレットを押さえ、6弦7フレットの音が5弦開放弦と同じ音になるように合わせる
DADGCC

これは大学時代よくこのチューニング使いました。今でも時々使います。Michael Hedgesの「Ritual Dance」って曲のチューニングです。これを弾けるようになるとカッコイイですよ。
私もあんまり人前で弾かないんですが、何か弾けって言われて友達の前でこれ弾いたらみんな上手いって言ってくれました。そんな下手でも上手く見えてしまう曲です。
チューニング方法
「6弦をチューニング」:6弦7フレットを押さえ、6弦7フレットの音が5弦開放弦と同じ音になるように合わせる
以下順番通りに行ないます。
1.「2弦をチューニング」:3弦5フレットを押さえ、2弦開放弦が3弦5フレットと同じ音になるように合わせる
2.「1弦をチューニング」:1弦開放弦が2弦開放弦と同じ音になるように合わせる
CGDGBC

これも大学時代よく使ったチューニングです。これはMichael Hedgesの「Rickover's Dream」という曲のチューニング。この曲と「Ritual Dance」「Ragamuffin」はよく弾きましたね。
今は時々弾きます。
チューニング方法
「1弦をチューニング」:2弦1フレットを押さえ、1弦開放弦が2弦1フレットと同じ音になるように合わせる
以下順番通りに行ないます。
1.「5弦をチューニング」:5弦7フレットを押さえ、5弦7フレットの音が4弦開放弦と同じ音になるように合わせる
2.「6弦をチューニング」:6弦7フレットを押さえ、6弦7フレットの音が5弦開放弦と同じ音になるように合わせる
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