昔から教えている友人とかこれから始めようとしている友人とかに聞かれます。
最近また聞かれたのでちょっと鬱憤晴らしに記事に書こうかと思います。
もし良かったらお付き合いください。
いつもなんでこんな質問するんだろうなと思うんです。
例えば「あの曲とこの曲はどっちが難しい?」ならまだ分かります。
コードを見たり、使われているテクニックなどを確認して総合的に判断も出来るのですが、「アコギとエレキはどっちが難しい?」っていうのは少々おかしな質問だと思うんです。
アコギにはアコギの難しさがあります。エレキにもエレキの難しさがあります。
片方の楽器をあまり知らなかったり、先入観とかでこっちの方が難しいとか答えてしまいがちです(多分)。
例えば、「ギターとカスタネットだとどちらが難しいの?」という質問はどうでしょう?
カスタネットというと幼稚園とかで使ったことがあると思います。当時の記憶から、リズムに合わせて鳴らす、そんなに難しくない気がします。
そういった記憶からほとんどの方が先入観でカスタネットの方が簡単、ギターの方が難しいと思ってしまうかもしれません。
でもカスタネットだって難しいんです。
こんな風に叩けるようになるにはやっぱりそれなりに練習が必要です。
これをどちらが難しいと決められる人は、「一方をあまり知らない」ということになると思います。
どちらにも難しさというものがあるはずです。
そうではなくてギターという範囲の中の「奏法」とかでならアコギとエレキとではどちらが難しいのかとかを多少は判断できると思います。
例えば「速弾き」
エレキの方が弦もやわらかくそれほど押さえる力も要らないためずっと簡単だと思います。ハイポジションでもネックを握れるのでやはりエレキの方が弾きやすいため、エレキの方が簡単といえるでしょう。
逆にアコギで速弾きするとなると、弦が硬い為、握力がより必要です。
ましてや基本的にネックがエレキより太いためエレキのときよりも多少左手の動きが大きくなってしまう場合もあります。
ハイポジションはカッタウェイもありますが、15フレット(13フレット)以降は指を届かせるという感じなのでその部分でタイムロスしたりする場合もあるかと思います。
だからそれぞれにあったギターの種類があるんですね。
こういった奏法によってどちらの方が引きやすいかとかを説明するのはまだ出来るのではないかと思います。
でもアコギとエレキはどちらが難しいかなんて誰にも分からないと思います。
楽器というのはどれも難しいんです。そう思います。
それが楽器の奥深さにつながるのではないでしょうか。
まあそれでもしつこくどっちが難しいの?って聞く人にはめんどくさくなってアコギやっている人には「アコギ」って答えてます。
Peter FingerとかMartin Taylorとかを聞けって言っておきます。
5分以上もこんなに指を動かしてられません。
逆にエレキやっている人には「エレキ」って言います。
こちらは色々ですね。ジャンルやテクニックもありますし。
例えばカッティングなら誰でしょうね。レッチリのJohn Fruscianteとかはカッティングすごく上手いですよね。私だけかな?
ジャズとかだと「Tuck Andress」なんかが好きです。
まあこの辺は余談です。
楽器はどれも難しい。そういうことだと思います。
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エレキとカスタネット?
ギターと言う形で話ている訳だから、カスタネットとエレキが同じ物だと思ってると言うのは、おかしい。
お前バカ?知的障害者?
単なる私の考えですので、批判等もあると思います。
私の考えはどの楽器も極めようとすると難しいのだということです。
アコギだろうがエレキだろうがピアノだろうが何でも難しいんだと思います。
その難しいを乗り越えてこそ、いい演奏ができるんだと思います。
あくまで私個人の意見ですので悪しからず。
30年前ほぼ自宅代わりにしてた飲み屋で
よくタイム アフター タイムのカバーがかかってました
https://www.youtube.com/watch?v=96_lHqQ-WWk
日本人も頑張ってます