「Google TV」が示すグーグルの野望--家電業界での成功の可能性を探る - CNET
米国時間5月20日、モスコーンセンターに集まった大勢の開発者の前で、Google I/O 2010の目玉である「Google TV」を発表。
What is Google TV?
Essentially, it's an Android-based operating system for televisions and set-top boxes that fulfills one of the key goals that eluded the PC industry years ago: seamless integration of Web content and cable or satellite content.
Google TVとは、「本質的にはテレビとセットトップボックス(STB)向けの「Android」ベースのOSで、何年か前にPC業界が逃した主要な目標の1つ:ケーブルテレビや衛星テレビのコンテンツとウェブコンテンツのシームレスな統合を実現するもの。」
追記に続きます。
Googleがここで目指していることは、PC・家電業界が何年もの間挑戦して失敗してきたことです。
IntelとMicrosoftは、PCをリビングルームに置いてもらおうとして、ケーブルボックスやデジタルビデオレコーダーと同じような外見に飾り立てようとしたようです。
しかしながら、現時点で出回っているTVチューナーの付いたPCを買おうという方は少ないのではないでしょうか?
何も分からない人は店員さんに進められて買ってしまうかもしれませんが、TVとしても使用してPCも使用するとなると寿命が短くなるはずです。
それだけでなく、結構無駄なソフトウェアや機器の相性により、起動が遅くなったりすることも考えられます。
PCはTVより起動も遅い分、何かと面倒です。その辺が受け入れられない一番の理由なんでしょうか?
他にも、DVDなどから映画を見る場合、PCだと読み込むときの音は結構うるさいです。これも理由かなと思います。
また、逆にTVからインターネットにつなぐのもなかなか厳しいですね。
私個人の話になってしまいますが、一応LANケーブルをTVに取り付けています。メーカーはSONYです。(余談ですが画面もPCからTVへ出力もしています、クローン表示させています)
ホームメニューからブラウザを起動させて「アクトビラ」へ接続させますが、とても重いです。まあ、2年前のものなので今のTVでは分かりません。
ですがPCでインターネットにつないだ方が遥かに速いです。
まあ、ネットワークとして今でもつながっていますが、TVからインターネットはほぼ使い道ゼロといったところ。
いずれにせよ、TVはTV、PCはPCとして分けるのが現時点では一番いいと思います。
しかし、Googleのこの発表は期待してしまいますね。
「Android」ベースのOSを採用してセットトップボックス(STB)を使用するというわけですから。STBはケーブルテレビから地デジを引っ張ってくるときとかにレンタルしたりするあれですね。
こんな感じでキーボードまで付いているんでしょうかね?
PCではなくてSTBを使用するというところは起動の問題などを解決してくれるのではないでしょうか??
操作性やその辺は技術開発が鍵を握っていると思います。
ですが、「Android」ベースなので悪いようには思えません。むしろいいのではないかと思います。
Googleは「単独で行うのではなく、業界の支援を集めることによって、その戦略を進めようとしている」ようなので、1企業の利益とかではなく家電業界やPC業界の支援を得て消費者へ提供していく形をとるようです。
素晴らしい考えですね。こういった考えがより良い技術開発の礎になるんでしょう。
まあ、気になるのはCNETが言う様に価格の問題でしょうね。
TVもまだ高いわけですし、STBが必要となるとさらに値段がかさみます。HDDやBlu-layもつけるとなるとまた跳ね上がってしまうんでしょうし。Blu-layやHDDが別々となるとよりお金がかかってしまいます。やはりその辺はオールインワンが望まれるような気がします。
まあこういったハードのコストは徐々に安くなっていくんではないかと思います。
個人的にはがんばって欲しいですね。成功して欲しいです。
どうなるかは分かりませんが、この技術が開発されTVもPCもインターネットもオールインワンなんて時代が来たら楽しみですね。
まあ、成功するのかは分かりませんが私個人は期待しています。
Googleのみなさん、がんばってください!!
タグ:google
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