実は今までアコギのPick up(以後:PU)は使ったことも無かった管理人。
昨日日曜日に石橋楽器に行ってとりあえず安いやつを買って来ました。
それが「FISHMAN NEO-D」というやつです。ハム・バッキングじゃないですよ。
シングルコイルです。
なぜこれになぜこれにしたのかは、まずサウンドホール取付タイプだったから。
エンドピンジャックはギターを少し加工しないといけなくて、一応私がメインで使っているのは限定モデルの1本であることから、傷つけるのは嫌だったということ、サウンドホール取付タイプなら取り外して他のギターにも取り付けられるからです。
あとはハム・バッキングに使用かなとも思ったのですが、人前で弾くのがあまり好きではない私にはアンプから音が出ればよかったのでこっちにしました。
続きは実際の取り付け作業や使ってみての感想です。
FISHMAN NEO-D SOUNDHOLE PICKUPの特徴
1.ネオジウム・マグネット構造
マグネットタイプというとエレキギターで良く見るあれですね。
このネオジウム・マグネットのおかげでとても良い弦間バランスとクリアなサウンドが実現するというわけです。
2.パッシブタイプ
よくアクティブ・パッシブなんていいますがパッシブは電池が要らない。アクティブは電池が要ります。
アクティブっていうのはプリアンプ(アクティブサーキット)を内蔵していて、その回路でピックアップがアンプへと伝える信号を加工してからアンプに送り出します。
この加工によってノイズとかを軽減したり音量を増減するのでノイズが気になる人とかはアクティブの方がいいのかな。
ただ、プリアンプ特有というか、加工された音になってしまうのが残念なところ。
対してこのパッシブはプリアンプを持たないわけですから、ノイズが気になる場合もあります。
ですが、アクティブよりもピッキングしたときのニュアンスや表現は断然良いですね(個人的に)。
エレキでもストラトやレスポールはパッシブだったと思います。
3.サウンドホール取付タイプ
サウンドホール取り付けのタイプなので使い回しが出来る。
ギターを加工しないで済む。
4.ピッキング・レスポンス
店員さんから聞いたのですが、ハムバッキングよりシングルの方がピッキングレスポンスが高いようです。弦の振動とかも綺麗に変換してくれる見たいです。
ハムバッキングはまあ、出力が高いですからパワフルなサウンドになってしまいますね。
初めての取り付け作業
取り付け、管理人の初めての作業です。まずは箱から出して中身を確認。
本体とねじが2本、あと小さいパーツが2つ。
まずはねじとパーツをつけた。店員さんに挟む部分を少し隙間をあけておく、と言われたので言われたとおりにちょっとあけてパーツ取り付けは完了。
そしてPUをサウンドホールに取り付けてみます。
先ほどの隙間をトップ版にかませて、あまり閉めすぎないようにドライバーで閉めました。動かない程度がいいんじゃないかな??
取り付け終了したらこんな感じになった。
まあサウンドホールからコードが垂れ流しですが、あまり気にならない感じです。
ただちょっとコードが太かったです。もう少し細いほうがいいかな。
店員さんが「ピックガードにセロハンテープで固定する人もいますよ」って言ってたんですが...
ピックガード無いんですよね。どちらにしろテープで固定なんかはしませんが。
感想
実際に音を出してみました。
多少サウンドホールから出ているコードが気になります。もっと細いコードでシールドとつなぐのかと思ったら、コード自体がそのままシールドになっていて案の定太いです。
ですが、アコギっぽい音が出ればOKなのでとりあえずは満足してます。比較的安価ですし。
私みたいな入門者向けって感じですかね。使い勝手は良いと思います。
最後にアンプにつないで一曲弾いてみました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
良かったら聞いてみてくださいね。

FISHMAN NEO-D シングルコイル
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本当の入門したばかりなのでフィンガーピッキングは出来ませんほとんどコードを弾く位ですので
コード用にも使えますか。それとも違うタイプを選んだ方がよいのでしょうか?よかったら教えてください。どうぞ宜しくお願い致します。
コードというとストローク中心ということでよろしいでしょうか?
あくまで私個人の感想ですが、どんな弾き方でも使えますよ。
気にするところは写真を見ていただけると分かるのですが、ケーブルが太いです。
なのでストロークが大振りである場合はちょっと引っかかるかもしれません。
それが気にならないようでしたら、安価ですし良いと思います。
ただ、少し値段が上がりますがハムバッキングの方がいいかもしれません。
http://www.amazon.co.jp/FISHMAN-PRO-NEO-D02-NEO-D-%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%82%AE%E7%94%A8%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97/dp/B000ZJWI2O/ref=sr_1_1/378-4511325-4618853?ie=UTF8&s=electronics&qid=1284442877&sr=8-1
あくまで参考ですが、
ピックアップは「どんな音を出したいか・強調させたいか」ということで色々変わってきます。
FISHMAN NEO-D 「シングルコイル」ならば高音をよく拾ってくれますので高音を強調したい場合にいいでしょう。
高音じゃなくて中・低音を強調させたいのであれば同じFISHMAN NEO-Dでも「ハムバッキング」のほうが断然いいと思いますし、
ストロークでジャカジャカ弾く場合、基本的にはあくまで「バッキングの役割」ですのでむしろ中・低音を響かせるハムバッキングの方がいいのではないかと思います。
他にもいろいろな構造がありますが、あまり情報が多いと逆にどれを選んでいいのか分からなくなると思いますので、とりあえず2つの特徴を簡単に書いておきます。後はご自身の好みなどでお考えいただければと思います。
FISHMAN NEO-D 「シングルコイル」
マグネット独特のクリアなサウンドで高音が響きます。
FISHMAN NEO-D 「ハムバッキング」
マグネットタイプなのでクリアなサウンドかつ中低音の響くパワフルなサウンドが出せる。