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2010年05月22日

C言語 入門 変数を使う

さて、今までは数値を実際に計算させました。
しかしながら計算が複雑になってくると数値だけでは面倒補うのが大変になってきます。
そこで使いたいのが「変数」です。数学が嫌いな人はちょっと抵抗があるかもしれません。
計算自体はコンピュータがやってくれるので大丈夫。
今回は変数を勉強していきましょう。


変数とは


変数とは何か?
ちょっと難しく例えるなら、「数値を記憶するメモリ」といったところでしょうか。
まあ、簡単に「引き出し」だと思えばいいと思います。この引き出しを開けるとこの数字が入っているよなんて感じです。
そしてその引き出しには必ず「名前」をつけてやらないといけないということを覚えて置いてください。


変数と宣言


先ほど「引き出しには必ず「名前」をつけてやらないといけない」といいました。
これをC言語では特に「変数を宣言する」といいます。

実際の使い方は。
型名 変数名;

という感じで使います。

型名」って何?と思ってしまいますが「型」はタイプ(Type)のことです。
前に「%d指定子」は整数、「%f指定子」は浮動小数点数(実数)だなんて勉強しました。
それと同じように「型」は整数や浮動小数点数の性質を表します

ここでは整数の性質を表す「int」をとりあえず覚えておきましょう。次回「型」についてやります。

さあ、とりあえず「型名」は「int」で決まりました。
後は「変数名」です。変数名は好きなように名前をつけてやります

気をつけてやることは「大文字と小文字は区別される」ということ。
つまり「A」と「a」は別々に認識してしまうということです。
他に名前をつけることで気をつけることは
・半角英数と、「_(アンダーバー)」(例:max_speedなど)を使うことが出来る。
・ただし、「1ab」などのように数字が最初に来ることは出来ない
・あらかじめ予約されている語句を使用することは出来ない

3についてはまだそんなに出てきてないのでなんともいえませんが、
int int;

なんて感じに型名で使われているような語句(予約語)を変数として使ってはいけないということです。
なので上の「int int;」なんて使い方はしてはいけないということです。

それだけ気にして適当につけてやりましょう。
int ax;

いかにも数学っぽいですがこんな感じでOKです。これをプログラムの中に組み込んでやれば変数の宣言がなされるというわけです。
組み込む場所は
#include <stdio.h>

int main(void)
{

    int ax;

    return 0;
}

return文より前ということですね。
まあ、変数だけでは式を書いてもしょうがないので引き出しの中に「数値」を入れてやりましょう。


代入


引き出しの中に「数値」を入れる、つまり変数に数値を「代入」するということです。
どうやって書くのかというと書き方は数学と一緒です。
int ax;
ax = 10;

「ax = 10」というのは見たことありますね。
変数の宣言の意味は「整数値を使用して変数axに10を代入する」ということになります。
さあここで気をつけていただきたいことがあります。
「ax = 10」の「=」は実は「等号」を意味しません。
先ほど、「axに10を代入する」といいましたが、まさにその通りなのです。
変数の宣言時での「=」は左の数値を右の変数に代入しますよという意味で使われます。決してイコールという意味ではないのでそこは気をつけてください。


複数の変数の宣言



変数の書き方は
int ax;
ax = 10;

といった具合に書きますが、例えばaxとbxといったように2つある場合
int ax;
int bx;
ax = 10;
bx = 2;

といった具合に書くのは面倒ですよね。

実はこれ、もっと簡略化できるんです。
まずは変数ですが、
int ax, bx;

といった感じで「,(コンマ)」で区切ることで区別されます

また、代入は
int ax = 10;

という風に書いても全く問題なく処理してくれます。

これらを全部あわせて
int ax = 10,
bx = 2;

なんて書いてOKです。変数宣言時に代入までしてもOKです。
代入を分けて書いても問題ありませんが、その場合
int ax, bx;
ax = 10;
bx = 2;

といった具合に、変数宣言時、代入時に「;(セミコロン)」をいちいち入れなくてはいけません。

私はよくセミコロンを忘れてしまいがちなのでなるべく少なくするために
int ax = 10,
bx = 2;

といった書き方をします。

まあ、どっちでもいいです。もちろん変数宣言と代入を分けて書くことで分かりやすくプログラムが書けるときもあります。
それぞれの場合で分かりやすいほうを使うのが一番です。

さて、では最後に上の変数を使ってプログラムを書いてみましょう。
「ax」と「bx」を使って四則計算でもやってみましょう。
#include <stdio.h>

int main(void)
{
    int ax = 10,
        bx = 2

    printf("%d¥n", ax + bx);
    printf("%d¥n", ax - bx);
    printf("%d¥n", ax * bx);
    printf("%d¥n", ax / bx);

    return 0;
}

実行結果
12
8
20
5

こんな風に出来たでしょうか?

他の数字で計算したいときは代入する数値を変更してやるだけなのでわざわざそれぞれの数値を変更する必要が無くとても楽です。
そして変数は良く使います。良く覚えておきましょう。


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タグ:C言語


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posted by Yuichi at 08:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | プログラミング>C言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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