画面へ表示するってことは、コンピュータに「表示してください」と命令するということです。
どうするかというと「関数」を呼び出しして命令します。
printf関数
C言語で文字列を表示させるには「printf関数」を使用します。
細かく言うと書式化して表示することが出来る関数です。
これは後の回で詳しく説明します。今回は画面表示として説明します。
使い方は
printf("文字列");
こんな感じです。セミコロン";"を忘れないようにしましょう!!
一番有名な「Hello, World!」は
printf("Hello, World!");
といった感じで使用します。もちろん日本語でも表示できます。
では早速使ってみましょう。
さて問題です。
どこに書けばいいのでしょうか。
int main(void)
{
return 0;
}
この中に組み込むわけですが、
int main(void)
{
return 0;
printf("好きな文章を書きましょう");
}
こんなかんじで書いてもだめです。
「return 0;」文に到達すると、そこで関数の実行は終了してしまうんです。だからreturn文の前に書く必要があります。
int main(void)
{
printf("好きな文章を書きましょう");
return 0;
}
これならOKです。関数は「{」と「return 0;」の間に書くということです。
ではせっかくなので実際にコンパイルしてみましょう。
出来ましたか??出来なかったと思います。
前に書いたものを見てみましょう。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello, world¥n");
return 0;
}
一番最初の文に「#include <stdio.h>」という文がありますね。
これがあるから実行出来るんですね。
実はprintf関数っていうのはそれ単体だけでは実行できないんです。
人間は「これをこうすればこうなるんだ」っていうことを「覚える」ことは出来ますが、コンピュータはそうはいかないのです。
「こんな風に命令されたらこうするんですよ」っていう説明書みたいなものが必要なんです。
それが「#include <stdio.h>」です。「<stdio.h>」は説明書が置いてある図書館の一つだと思ってください。
これを最初に書いてやることでコンピュータは説明書を読んでprintf関数を実行できるというわけですね。
さあこれでやっとプログラムが書けるようになりました。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("好きな文章を書きましょう");
return 0;
}
セミコロン";"を忘れてないですか??
問題なかったらこれで実行してみましょう。
実行結果
好きな文章を書きましょう
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タグ:C言語
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