フリーフォーマット
例えば一般的に良く見る形式として
int main(void)
{
return 0;
}
こんな風に書いてあるのが一般的だと思います。
しかしながらこれは
int main(void) {return 0;}
と書いても動作します。
これはC言語が「フリーフォーマット」だからです。
「フリーフォーマット」っていうのは要するに「自由にプログラムを書いていいですよ」ということです。
一般的にWordやテキストで使う改行には左右されません。
なんで
int main(void)
{
return 0;
}
の方が多いかというとこっちの方が見栄えがいいからですかね。
私は理由を知りません。多分見栄えがいいからだと思います。
エディタなんかを使うと「{」のあと改行すると自動でスペースを空けてくれます。普段は「Tabキー」でやりましょう。
少し細かいこと
いくら自由といっても
int main(void) {ret urn 0;}
というように「return」の間にスペースで間をあけるのはいけません。まあいないとは思いますが、、、「int」「main」なども同じです。
ちょっと細かく分解してみましょう。
「int」
「main」
「(」
「void」
「)」
「{」
「return」
「0」
「;」
「}」
こんな感じで分けられるかなと思います。
逆に言うとこれ以上分解は出来ません。
記号は別にして英語で言う「単語」をさらに分解してしまうとコンピュータがその単語を理解できなくなってエラーを吐きます。
だから「return」を「ret」と「urn」に分けて考えることは出来ず、エラーをはいてしまう、ということになります。
この一番小さく分解できる単語のこと(単位)を「トークン」なんていいます。
こんなの覚えなくていいです。
またつなげて書いてもいけません。
「int」と「main」をつないだりしてしまうとまたエラーをはきます。
でも
int main(void) {return 0;}
は「main」の後に「(」とつながっています。記号は大丈夫なんです。
もともと決められている文字なのでコンピュータも理解できるというわけなんです。
また、「大文字と小文字は区別される」ということです。文の最初だからって英語みたいに「Int」頭文字を大文字にしたりすると別の単語だと理解してしまいます。
同様に半角/全角も区別されます。基本的に英語は半角で書きます。
後は私が昔から良く忘れることなんですが文の終わりに「;(セミコロン)」をつけるということです。
「return 0;」の最後に付いてましたね。これを忘れると必ずエラーになります。気をつけましょう。
おさらい
重要なのは
フリーフォーマット
単語をつなげて書いてはいけない(記号はOK)
大文字と小文字は区別される
半角と全角は区別される
文の終わりに「;(セミコロン)」をつける
こんなところですね。
こんなのどうでもいいかもしれませんが、後で見ておいてよかったと思えるように重要な部分だけでも覚えておきましょう。
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タグ:C言語
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