
今回はブートタイムデフラグが出来るソフトを紹介します。
ブートタイムデフラグとは簡単に言えば普段ロックされていて移動などが出来ないファイルを起動時にデフラグしてくれるシステムのこと。
ブートタイムデフラグが出来るソフトは有料がほとんどなのですがこの「UltraDefrag」はフリーなのでオススメ。もちろん高速デフラグですので時間をそれほどかけずにデフラグが可能です。
さらにスケジュール機能やデフラグ終了と共にシャットダウンしてくれる機能などもあり、これ一つでかなり使えるデフラグツールとなっています。
他にもレポートを作成してくれる機能もあるのですがこれはファイルを増やすことになり、いちいち消すのも面倒なので設定で無効にすることも出来ます。
ただ、ブートタイムデフラグはデフォルトでCドライブしか出来ないようになっているので設定で他のドライブも追加したいところですが、
少々わかりにくい部分もあるので使用方法などを含め、続きに記載したいと思います。
ダウンロード
http://sourceforge.net/projects/ultradefrag/files/
上記URLよりダウンロードを行い、指示に従ってインストールしてください。
使用方法
まずは起動します。
基本的には該当するドライブを選択後、「分析」して「断片ファイルのデフラグ」ボタンをクリックしていただければOKです。

また、「最適化(再配置含む)」はファイルの整頓をしてくれる機能です。これは時間がかかりますが月に1度くらいはしたほうが良いと思います。
ブートタイムデフラグの予約、設定
ここではブートタイムデフラグの予約方法と少し設定を加えていきます。
まずは設定ボタンがあるのでそれをクリックしてください。

すると設定の画面が表示されます。

まずはブートタイムデフラグの予約の仕方です。

予約は「起動時のスキャン」の「有効にする」にチェックを入れるだけです。
これはチェックを入れると設定が保存されるので再起動後、デフラグが終わったらチェックを外しましょう。ブートタイムデフラグをしたいときだけチェックを入れるようにします。
さて後はDドライブなど他のドライブの追加方法です。
「起動時のスキャン」の「起動時の設定」をクリックします(同じ画像を利用しています)。

するとメモでちょっと分かりにくい設定ファイルが表示されると思います。

こんな感じなのでちょっと難しく感じてしまうかもしれませんが、簡単です。
「udefrag」という項目の「c:」の後にスペースで空けた後に他のドライブを追加していけばOKです。

こんな感じで入力しておけばOKです。
後は再起動していただくと、起動時にスキャンが始まります。
レポートを作成しないように設定する
レポートは基本的にデフラグした後、そのドライブの直下に作成されるのですが、個人的にはいらないので作成しないように設定したいと思います。
やり方は設定画面を開きます(同じ画像を利用しています)。

このとき、「グラフィカルユーザーインターフェイス」の「設定ファイルの編集」をクリックします。
また、メモで設定ファイルが開きますのでそこから
「deseble_reports」
という項目を探します。
デフォルトでは
deseble_reports =0
となっていると思います。

ここで「0」を「1」にすると作成しないように設定できます。

「0」は否定(いいえ)を表し、「1」は肯定(はい)を表します。
コンピュータサイエンスなどを勉強している人は分かると思います。
なのでこの場合は、デフォルトで「レポートの無効」に対して「0」なのでレポートの無効は無いということ、つまりレポートを作成するということ、
逆に「1」の場合は肯定なので「レポートの無効」に対して「はい」と答えている、つまりレポートを作成しないということになるわけです。
その他スケジュール機能の使用方法の使用方法などは
k本的に無料ソフト・フリーソフト
を参照してください。
まあ、こんな感じです。ブートタイムデフラグが出来るフリーソフトとして貴重なソフトです。
是非使ってください。
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