古いものもあるのでやはり「状態」をまず第一に見なければなりません。
あまりに状態が悪いと後悔することもあるはずなので、今回は中古のアコギを買う際のポイントをいくつか紹介したいと思います。
詳しくは続きをご覧ください。
1.弦高を確認する。
アコギが弾きづらくなっていく理由として「弦高」がまず原因となります。
また、弦高が高いということは状態がそれほど良くないということを表しています。そもそも弦高が高くなる理由として、二つの理由が考えられます。
1.ネックの反り
2.トップ版のふくらみ
この二つが主な原因です。
中古となるとこれらが原因で「弦高」が高くなっている割合が高いです。
これらが原因でいざ試奏をしたとき弾きづらかったりします。
やり方として
12フレットの弦高を見るわけですが実際に計るのが一番いいのです。約3mm程度がベストですね。しかし、楽器店に物差しをもって計るわけには行かないと思います。
まずは目で見て12フレットと弦の間が離れすぎていないかを見て、実際に10〜12フレットを押さえてみて押さえやすいかどうかを確認しましょう。
押さえづらいと思った場合は弦高が高い可能性があります。
2.トップ版のふくらみを確認する。
トップ版のふくらみといってピンと来ない人もいるかもしれませんが、弦を張るということはそれなりに力が加わるということです。
それがネックを反らせることもあれば長く使っているとトップ版を変形させてしまうこともあるということです。
さらに言えばトップ版のふくらみはネックの反りとは違い、同行できるものではありません。
できるだけトップ版が平らな物を選びます。
実際に目で見るのもいいでしょうが手でなでてみるのもいいでしょう。それで店員さんが怒ったりするなんてことはありませんから。
3.ネックの反りを確認する。
まあこれは当たり前ですかね。
ヘッドからネックを見るか、逆にブリッジからネックを見るかです。
明らかにネックが反っているのはやめたほうがいいです。
ただしこれは後からどうにでもなることなので、上二つの方が重要です。
弦高を見極め、高い原因が何なのか。それを見極めましょう。
4.フレットの減り具合を確認。
フレットも長年使っていれば削られてしまいます。まあそれほど気にするものでもないですが、あまりにも弾き込まれているギターならば、弾いたときに弦がビビることがあります。私自身あまり見たことはありませんが。逆に言えばそれほど弾き込まれているということはいい音が鳴るというものです。
それでもあまりに削られていてビビるようならば、交換が必要で機材にもよりますが料金もおそらく3・4・5万円位するのでそこはお財布と相談ということになります。
このぐらいでしょうか。
後は実際に弾いてみていい音(自分の求めている音)が鳴っているかを確認しましょう。
中古ですのでただ試奏するだけだと後で後悔する場合もあるので、最低でも上記4つぐらいは確認いたしましょう。
タグ:アコギ
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