
久しぶりにギターのお話です。
Martin Guitarについて書いていこうと思います。
Martinというといわずと知れた三大アコギメーカー(Martin・Gibson・Guild)の一つで一度は手にとって弾いてみたいギターではないかと思います。
しかし最近といってもここ数年ですが、楽器屋に行ってもあまりチョイスされないなんて聞きます。
その理由を聞くと、あまり鳴らないというようなことを聞きますね。
実際のところどうなのでしょうか?
もちろん良い材質が昔ほど手に入らなくなったとかそういったこともあるのでしょうが、他に原因がある気がします。
今回はこのことについて考察してみたいなと思います。
興味ある方は続きをご覧ください。
ちなみに記事を全部書いて読み直したら、かなり偉そうなこと書いてあると思います。
反感や不快などを持たせた方、すいません。先に謝っておきます。
まず第一に言えることはMartinを手に取れるほど上達してない人が手に取ったところでMartinの本来の魅力を引き出せるだけの技量を身に付けていないというのが理由のような気がします。
私がギターを弾き始めてから15年ほど経ちますが、Martinといえばもう中学時代からの憧れでした。
理由はまあ、当時あこがれていたエリック・クラプトンとかポール・サイモンなんかが使用していたギターという単純なものでした。
OOO-28EC(エリック・クラプトンモデル)

ですがあの頃楽器屋に行って初めてMartinを試奏してもあんまりピンとこなかったというのが事実です。
それから時間が経って大学に入りそれなりに弾けるようになってから改めて手に取ったら見違えるほど綺麗で上品な音色に聴こえたのを覚えています。
まあそれほど私も上手じゃないですが、それでも毎日ギターに手を触れています。今でも少なくとも合計2時間は弾いていたと思います。
それに対して週末にしか弾いていないという方や時々しか弾かない方がMartinを手にとってもおそらく当時の私と一緒であまりピンとこないような気がします。
次に思いつくことは本当に欲しいと思ったギターが自分のプレイスタイルに合っているかということです。
Martinにはかなりのモデルが存在します。
もっと言えばモデル+スタイルの番号と大きく二段階に分けられると思います。
OO-21(サイド&バック:ハカランダ)

モデルの種類の多ささながら、それぞれが音に違いがあり、スタイルに合わせて弾く必要も出てきます。それを知るにはやはりかなりの練習が必要でしょう。
こういう感じの曲が弾きたいからといって鳴らせるものではないということです。そのスタイルの曲を練習して一人前に弾けるようになってからMartinを手にして初めて素晴らしさが見えてくると思います。
ただ単に見た目やあの人が使っているからという理由では決してMartinの良さを引き出せない。
自分のプレイスタイルに合わせて選ぶ必要があるわけです。
ですが、スタイルが分かるだけの経験や技量を身に付けることで本来のMartinの良さを十分に、もちろんそれ以上にも引き出せるギター
それが「Martin」なのではないかと思います。
あと思いつくことというと手に入れやすくなったということでしょうか。
私は良く親父にMartinはまだ早いなんてしょっちゅう言われました。
値段とか以上に崇高な存在だったというわけですね。
しかし今はどちらかというとMartinを十分に生かせるだけの技量を持たずとも持つことが可能な時代です。
お金さえ払えば手に入れられるわけですね。
しかし、普段そんなに弾かない人が持ってもギターを育てられないと思います。
ギターは弾けば弾くだけいい音が出ます。もちろんしっかりした管理・メンテナンスも必要です。
Martinはまさにそういったギターなのです。
「値段=良いギター」というのは決して間違ってはいません。しかし、最低でも経験と技量を持ち合わせていなければ、Martinというギターは鳴らせないのだと思います。
まあずいぶん偉そうなことを書いているかと思います。反感のある方もいるかと思います。
ですが一概に間違っているとは言えないのも事実です。
やはり毎日少しでも多くギターを弾いて技量を身に付ける必要があると思います。
きっとギターを弾く人はもっと上達してあの曲が弾けるようになりたいとか向上心があると思います。
毎日弾いて難しい曲を弾けるようになっていけば絶対にMartinの良さを引き出せると私は思います。
こんなところです。最近Martinがあまり鳴らないということについての考察は...
あとはMartinのモデルの特徴を知る必要があると思います。
次はモデルについてできるだけ詳しく説明してみたいと思います。
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