詳しくは続きをご覧ください。
オクターブ・ハーモニクスとは人工的にハーモニクス・ポイントを作り、ピッキングする奏法です。
英語では「Artificial Harmonics」といいます。
基本的にナチュラル・ハーモニクスには「ハーモニクス・ポイント」というのがありますね。
よく使うのは5・7・12・19フレットでしょうか。
この「ハーモニクス・ポイント」ではないフレットで(13フレットとか)人工的にハーモニクスを出すということがオクターブ・ハーモニクスです。
簡単に説明すると
「押さえたフレット」+「12フレット(or5・7・19フレット)」= オクターブ・ハーモニクス
という感じです。
押さえたフレットがカポだと考えればいいわけです。
しかしこうなると左手はふさがっていて普段どおりにハーモニクスが弾けません。
そういった場合は右手だけで弾くのです。
その弾き方のパターンをいくつか紹介します。
まずは私が良く使うパターン
人差し指をハーモニクス・ポイントに触れ、「薬指」で弦を弾いてます。
これが個人的に一番弾きやすいです。
また、この方法だと「親指」がフリーになるのでハーモニクスを弾く弦より太い弦も同時に弾くことができます。
続いてはこちら
人差し指をハーモニクス・ポイントに触れ、「親指」で弦を弾きます。
一般的にこの弾き方のほうが良く使われているような気がします。
この方法だと、「中指」や「薬指」がフリーになるのでハーモニクスを弾く弦より細い弦も同時に弾くことができます。
どちらがいいのかと言われると正直困ってしまいます。
状況によりますので...
ちなみに、オクターブ・ハーモニクスとしてではなく、左手がふさがっているときのナチュラル・ハーモニクスとしても使えます。
最後に、2つの弦をハーモニクスで弾く場合の弾き方を紹介します。
人差し指をフレットに合わせて触れさせ、「中指」「薬指」で弾きます。
一番最初に紹介したパターンの応用です。
コツは弾いたと同時に弦から指を離すことです。
当たり前ですが...
とりあえず右手を完成させることです。左手なんかそっちのけでハーモニクス・ポイントのところで右手だけを練習しましょう。
あとは曲に取り入れたり、練習している曲フレーズなんかを練習しましょう。
オススメ曲は押尾コータローさんの「見上げてごらん夜の星を」あたりです。
がんばって練習しましょう。
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