チューニングとは、6つの弦を弾いた時、その音をそれぞれ特定の音に合わせることです。ギターを買ったところでチューニングが出来なければおそらく何をやってもうまく出来ません。
ただしギターを弾く場合、必ず行うことなのですぐに覚えることが出来ると思います。
詳しくは続きを読んでください。
一番手っ取り早いのはチューナーを使うことです。価格は1000円〜買えるはずなので買うのも良いと思います。
ですが私は音叉しかもっていないのでここでは音叉を使ったチューニングの仕方を解説します。
おそらく音を覚えるのにも良い方法です。
まずはそれぞれの弦の音を覚えましょう。

上図の上から1弦(一番細い弦)、2弦、3弦…6弦(一番太い弦)となります。
図左に書いてあるアルファベットが音(ドレミ)を表しています。
チューニングは基本的に低い音から音を合わせていきます。
Eとはドレミでいう、「ミ」の音になります。音階別に
「C→ド」、「D→レ」、「E→ミ」、「F→ファ」、「G→ソ」、「A→ラ」、「B→シ」
というふうになります。
つまり、
- 6弦 → ミ
- 5弦 → ラ
- 4弦 → レ
- 3弦 → ソ
- 2弦 → シ
- 1弦 → ミ(1オクターブ高い)
というふうになります。
実際の音は↓
「♪」ボタンを押すと音が流れます。
それでは、ここから音叉を使ってチューニングの仕方を説明していきます。
あらかじめ弦は少し緩めておきましょう。

上の図が音叉という道具です。楽器屋で500円くらいで売っています。
まず、枝分かれしていない部分を持ち、二股になっている部分のどちらかを何か固いものにかるくぶつけてみてください。かるくです。
強くぶつけないでください。強くぶつけて何かが壊れたりしても私は責任を負いかねます。
そうしたら自分の耳に近づけて音を聴いてみてください。ここで聞こえた音が「A」になります。
つまり、5弦と同じ音になります。ペグを巻いて音を合わせてみましょう。
ここからは弦を押さえて順々に合わせていきます。下図を参照してください。
線で結ばれているフレットの音と弦を合わせていきます。
下図の番号はフレットを表しています。
例えば5フレット押さえる場合、4フレットと5フレットの間(出来るだけ5フレットの近く)を適当な指で押さえてください。
また、どのフレットも押さえないことを開放弦といいます。

手順
- 5弦5フレットを押さえて弦を鳴らし、その音と4弦開放弦の音を合わせる
- 4弦5フレットを押さえて弦を鳴らし、その音と3弦開放弦の音を合わせる
- 3弦4フレットを押さえて弦を鳴らし、その音と2弦開放弦の音を合わせる
- 2弦5フレットを押さえて弦を鳴らし、その音と1弦開放弦の音を合わせる
- 6弦5フレットを押さえて弦を鳴らし、5弦開放弦の音と合うように6弦を合わせる
コツとしては、ペグを巻きすぎて音が高くなってしまった場合、一度弦を緩めましょう。
必ずペグを巻きながら音を合わせることです。そうしないと音がすぐにずれてしまいます。
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